「若尾果樹園」と「マルサン葡萄酒」は同じ農家さんが営んでおり、旧甲州街道沿いにあり黄色い売店が目印。
若尾家は勝沼で江戸時代から続く400年の歴史を持つ最古参のぶどう園の1軒。
↑夏のこの季節はブドウ狩りや送りブドウを行う観光ぶどう園として賑わっています。生食用とワイン用のぶどうを両方作っているワイナリーは珍しいです。(ワインに向いているのと、食べて美味しいブドウでは作る時から全く違う方向性の栽培をするんですよ)
↑この夏、最高気温が高い事で有名になってしまった勝沼。売店でワインを選ぶと、
地下のワインセラーから新しいワインを運んで来てくれます。涼しい環境で劣化を防いでます。
↑自宅で日常飲むなら、勝沼らしい1升ワイン。私も普段は1升瓶を愛飲してます。
↑家族経営なのでワインの種類は決して多くありません。リリースさせているシリーズも「百」「若尾」「MIWAKUBO」の3ラベルです。どれも勝沼産100%で、自社栽培したブドウをメインにしています。自分たちが作ったブドウだから、ワインにした時の長所・短所も良く把握しているし、かける愛情も深くなると思います。
「若尾果樹園」「マルサン葡萄酒」で有名なのが、こちらの「若旦那」の若尾亮さん。
とっても気さくでユーモアあふれるキャラクターです(笑) お婿さんとして2009年からワイン醸造の全てを任され、2011年には33歳で「マルサン葡萄酒」の代表取締役になり、「日本のワイナリーに行こう2013」で特集ページもある注目人物です!!地元山梨のラジオなのでもワインについて語っていたり、東京でフリーターやバンドもしていた経歴もあったり・・・
なかなか素敵な人物なんですよ~。
「若尾 甲州」 2000円
まだ発泡性が残っているので、グラスに注ぐとシュワッとした感じになります。大変辛口でスッキリとしています。男性的で力強い感じの甲州ワイン。後味がキリッとしているので、お料理と一緒に味わうと益々美味しくなります。
↑隠れた人気物が、「万能焼肉のたれ」
甲州ワインが入っている醤油ベースのたれで、野菜炒め・卵かけごはん・から揚げなどにもOK。先代の若尾さんは、マヨネーズを混ぜて食べるのが好きって言ってました。
1本250g 530円
富士山が世界遺産に登録させたので、ラベルを変更したそうです(笑)中身は今までの味です。
マルサン葡萄酒 若尾果樹園→HPへ
山梨県甲州市勝沼町勝沼3111
0553-44-0160