10数年前に旅行で行ったイタリアで、いろんなお店でビスコッティーを買った。ふんわりソフト感じや、ナッツがたっぷりで香ばしいタイプ、リキュールの香りが強い大人な味わい、歯が折れる程固い物など沢山の種類がありました。日本でいう「おせんべい」みたいに、日常生活にちょこんて出てくる素朴なお菓子なんだろうな~。保存も効くし、お店や地方でいろんな味があって、地元の人からの人気も伝統も感じましたよ。
ビスコッティーは「2度焼く」って意味のイタリア語。1回目に焼き上がると、こんな感じ・・・なんだか不細工です(笑)
薄く切り時は、スライスガイド(ホームベーカリーで焼いた食パンを綺麗に切る為の道具)を使うと、みんな同じ厚さに切れます。このスライサーはネットやホームセンターで売ってますが、パウンドケーキを切り分けたり、スティックチーズケーキのカットの時も大変便利。不器用&大ざっぱな私でも、ちゃんと綺麗に切れます。
切り口を上に向けて、天板一杯に並べて2度目の焼成。(写真上)
しっかり乾燥させてパキッと香ばしい食感にします。ちゃんと水分が抜けると、焼き縮んで少し小さくなります(写真下)
今回は、自家栽培したエゴマと、山梨県産の柚子を使って自家栽培したピールを入れた甘酸っぱい味と、ココアとチョコチップを入れた2種類を焼きました。卵のみで生地をまとめるタイプにしたので、サクッと軽い感じになりました。固すぎないので、子供でも食べやすい。油分が入っていないクッキーなので、ちょっと食べ過ぎた時でも、罪悪感が少ないです(笑)
湿気ると美味しさが半減してしまうので、乾燥剤を入れてシーラーで封をすると、プレゼントする時にも安心です。