↑勝沼町におけるワインの進歩と発展にメルシャンの及ぼす影響は大きく、
メルシャンの技術力と、研究した成果を各ワイナリーに惜しみなく公開する素晴らしい心意気がなければ、現在のように甲州ワインが世界で認められる事はなかったと思います。
↑「甲州種び発展の軌跡とこれからの展望」というタイトルで行われた講座。
↑広々としたイベントホールは予約性のワイナリーツアーが行われる場所で、今回初めて足を踏み入れました。
↑山梨県ワイン酒造組合長でメルシャンの工場長・齋藤浩氏による講演には、町内のワイン・レストラン関係者さんも多く集まっていました。世界でワイン醸造を学んで来た、スゴイ方なんですよ~。こんなチャンスなかなか無いので、パン教室が終わって1時半からの講座に急いで駆け付けました(笑)
↑甲州ブドウの起源から、ワインの発展の仕方や生産量の推移など、興味深い内容を分かりやすく解説してくださいました。
↑年代とタイプによって異なる味わいの4種類の甲州ワインを飲み比べながら、講座は進んで行きます。どのワインも飲んだ事がありますが、このように醸造家の想いと説明を受けながら試飲していくと、全く違った印象を受けます。
↑(左)1975年 日本初のフレッシュ&フルーティーなやや甘口タイプ
(右)1983年 甲州シュール・リー 辛口甲州ワインの代名詞となったタイプ
↑(左)2004年 きいろ香 香りを引き出す新発見
(右)2002年 グリドグリ 甲州本来の味を追求。
↑山梨に嫁に来て、ブドウ農家の1人として甲州ブドウ・甲州ワインがより多くの方に支持され、販路・生産量が増えて欲しいと切望してます。メルシャンの革新的なワイン作りに、今後の山梨の未来があるように思えました。その為に、地元の人達にたくさんワインを飲んで欲しいですね。